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平成28年度警察官(高卒・短大卒程度)採用について:内容がすぐわかる!

平成28年度警察官(高卒・短大卒程度)採用試験の概要

警察官(高卒・短大卒程度)試験について

警察官の採用試験は、都道府県(東京都は警視庁)ごとに実施されます。

試験内容は、ほとんどの都道府県自治体が、大卒程度と高卒程度に分け、
大卒程度を「警察官A」、
高卒程度を「警察官B」と呼んでいます。

受験資格の学歴要件

警察官Aが「大学(短期大学を除く)卒業(卒業見込みを含む)の者」、
警察官Bが「A以外の者[大学卒業(卒業見込みを含む)者は不可]」
とされていますので、
短大卒(卒業見込みを含む)者は警察官Bを受験することになります。

※警視庁と埼玉県には短大卒程度の区分も設けられています。

高卒・短大卒程度の受験資格

各自治体によって異なりますが、目安として、
受験年度の4月1日現在でほぼ17~29歳程度となっています。

また、身体基準は、おおむね次の通りです。なお、自治体によって異なることがありますので、詳細はご確認ください。

警察官(男性)
身長:160cm以上、
体重:47kg以上、
胸囲:78cm以上、
視力:両眼とも裸眼視力が0.6以上、または、矯正視力が1.0以上、
色覚:正常であること、
聴力:正常であること、
その他:職務遂行に支障のない身体状態であること
警察官(女性)
身長:155cm以上、
体重:45kg以上、
視力:両眼とも裸眼視力が0.6以上、または、矯正視力が1.0以上、
色覚:正常であること、
聴力:正常であること、
その他:職務遂行に支障のない身体状態であること

高卒・短大卒程度の試験の例年の日程はハテナ

試験日は、
通常、9月と10月に行われます。

また、この他にも2日間で実施、年に複数回実施する自治体もありますので、確認の必要があります。

高卒・短大卒程度の試験内容
(自治体ごとに異なりますので、ご確認をお願いします)

1) 教養試験[択一式50問:120~150分]

国語の問題は例年3題出題されます。社会科系科目のウエートも例年高くなっています。文章理解では、英文と古文も例年出題されていますので、重点的に学習が必要です。

2) 作文試験(論文試験)[600~800字:60分が主流]

1次試験で課すところがほとんどで、課題は警察官に関するものが多くなっています。警察官の仕事は文章を書くことが多いため、作文力は重要ですので、日常的に文章力は十分に訓練しておく必要があります。

3) 適性検査[性格検査]

※募集要項に「適性試験」と書かれていても、実際クレぺリン検査やさまざまな質問に「はい・いいえ」で答えていくY-G検査といった性格検査がほとんどです。

4) 面接試験(人物試験、口述試験)

※個別面接が中心ですが、自治体によっては「集団面接」「集団討論」も実施するところもあります。「警察官として大事なものは何か」など、警察官ならではの質問がよくなされるようです。

例えば、

自己PRとして自分のことを表現する
警察官の志望動機を述べよ
自分が警察官に向いている所と、そうでない所は?
面接会場までの行き方を説明しなさい
今、誰と住んでいるか?
実家には誰が住んでいるか?
予備校は通っているか?
等です。

これらの内容は、道を聞かれたときに警察官として、どのように正確に答えることができるか? また、事件の状況を報告したり、調書に書くのに必要な文章力などをテストする訳です。ですので、日頃から、あらゆる状況の説明を簡潔かつ正確に表現する習慣をつけておくことで、実際の仕事でも役に立つものとなります。

5) 身体検査

※身体基準についての測定、関節や五指の機能の検査。ほかに精密検査等。

6) 体力検査

肺活量、懸垂、垂直跳び、腕立て腕屈伸、反復横跳び、握力、片目片足立ち、踏み台昇降などの中から3~5種目実施。

なお、実際の警察官採用試験において、体力検査の重要度はそれほど高くないように思われます。 例えば、垂直跳びや握力等のスポーツテストは全県で実施されているわけではなく、腕や脚や手指が問題なく動くかどうかのテストと、10回~20回程度の腕立て伏せや腹筋程度のところもあるようです。

採用試験は人並みの身体能力をテストし、後は警察学校の訓練で鍛えるとの方針を持っているのかもしれません。

7) その他

※漢字の読み書き能力をみる国語(漢字)試験を実施するところもあります。警察官の仕事は文章で報告することが多く、漢字の習得は試験後の実際の仕事でも重要となります。

また、術科(柔道、剣道)や英語などの資格やスコア所有者に対して、一定点を加点する「資格(段位、実技、特技等)加点」を導入している自治体もあります。

※採用試験の対策についてはこちらにまとめました>>警察官採用試験の対策

※なお、女性警察官は、全国で約7%の割合で在籍しています。業務内容は、男女とも差はありませんが、女性でなければできない業務として、性犯罪や痴漢犯罪などの被害女性への事情聴取などは、女性警察官ならではの仕事とされています。


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警察官採用試験一次試験(論文編)の対策について

論文試験といっても、警察官採用試験の論文は、高度な理論が求められているものでなく、基本的な作文能力と、論文の内容に表れる警察官としての資質や姿勢、考え方等が重要となります。

実際、論文試験にどのような内容が出題されているか検討してみましょう。

  • 例1:「あなたが警察官としてどのように国民に奉仕していくかについて述べなさい」(警視庁)
  • 例2:「自分の長所を警察官の仕事の中でどのように生かすか」(神奈川県警)
  • 例3:「県民が求めている警察官について」(千葉県警)

多くの警察官採用試験では、上記のように、「警察官に求められるもの」について論じる内容となっています。従って、自分がどのような警察官を目すのかについて、公然と認められる思考で(危険な思想を表明しないことです)、きちんと書かれていればよいことになります。

従って、論文の前半では、出題された課題についての具体案を記述し、後半では、自分自身がこのような警察官となるべく努力する次第です、というように、自分自身の警察官としての姿勢を表明する内容で締めくくるようにすれば、論文として完成します。

結局、何が警察官採用試験の論文としての回答は、基本的な作文能力と、警察官として認められる思想や考え方、常識や姿勢等が表現されているかどうかについて文章で表現されていれば良いことになります。

>>警察官採用試験における論文の書き方については、こちらにまとめてあります