第108回(2019年2月実施)の看護師国家試験の実績として、東京アカデミー受講生の合格者占有率は37.4%でした。従って、合格者の3人に1人が東京アカデミーの受講生という結果になります。
<目次>
東京アカデミーの看護師国家試験対策について述べる前に、看護師国家試験の概要について確認してみましょう。
看護師になるには、高校卒業後、法律で定められた養成施設(下記の大学・短大・専門学校)で3年以上、または高等学校・高等学校専攻科5年一貫教育の施設で勉強をして、国家試験受験資格を取得し、国家試験に合格して看護師になるのが一般的です。
中卒、または高卒別にプロセスは異なりますが、いずれにしても看護師国家試験を合格することによって、看護師になることができます。
※ 東京アカデミー公式サイトより抜粋
看護師国家試験は誰でも受けられるわけではなく、受験資格に該当する者のみ受験することができます。
看護師国家試験の受験資格は、保健師助産師看護師法第21条で定められています。
簡単にまとめると次のようになります。
看護師国家試験を受験するには、 年齢制限や性別による制限もありません。国籍による制限もありません。ただし、男性は助産師になれません。
詳しくは厚生労働省のホームページで確認してください↓
看護師国家試験の受験資格について >> 厚生労働省「看護師国家試験の施行」
実施日:2020年 2月16日 (日)開始時間 午前9時50分
試験時間は全部で5時間20分。
問題数は午前・午後共に120問ずつで、全240問が出題されました。
合格発表日:2020年3月19日(木) 午後2時
※翌年の試験概要は、通常、前年の8月初めに厚生労働省より発表されます。
看護師国家試験概要はこちらに >> 厚生労働省「看護師国家試験の施行」
必修問題および一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点とし、次の①・②の全てを満たす者を合格とする。
①必修問題 40点以上/50点(正答率80.0%)
ただし、必修問題の一部を採点対象から除外された受験者にあっては、
必修問題の得点について、40点以上/49点、39点以上/48点とする。
②一般問題+状況設定問題 155点以上/250点(正答率62.0%)
必修問題では「問題として適切であるが、必修問題としては妥当ではない」という理由から「正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する」とした問題が2問、一般問題で複数の選択肢を正解とする問題が1問、五肢択二の問題で3通りの解答を正解として採点するものが1問ありました。
東京アカデミーによる集計データでは、平均点は昨年よりも僅かに減少しており、合格基準の点数(ボーダーライン)は、155点となりました。
また、合格率90%を下回った第108回試験(合格率89.3%)と同様に、第109回試験は89.2%と2年連続して90%を下回る結果となりました。
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | |
---|---|---|---|
全体 | 65,569 | 58,514 | 89.2 |
新卒者 | 59,320 | 56,175 | 94.7 |
合格を手にした方達は、合格おめでとうございます!
これからは、医療の現場で大変ですが、頑張ってください。
2020年2月に実施された第109回看護師国家試験に関して、東京アカデミーのブログなどから情報をまとめました。
今回の試験の難易度は前回と同程度で、出題傾向にも大きな変化はみられませんでした。また、奇抜な問題が少なく、過去問から傾向をつかんでしっかりと学習を積み上げてきた受験生にとっては、解答しやすい内容だったようです。
やはり、過去問を分析することで出題の傾向をつかみ、これからの対策を立てることが重要になります。
なお、2022年度から新しい看護基礎教育が開始される見通しとなっています。108回の試験内容から、このことが影響している傾向がみられますので、対策の一つに加えることで効率的な勉強が可能になります。
以下、新しい看護基礎教育の開始に伴って留意すべき学習内容をまとめました。
看護基礎教育は、2022年度から総単位数の増加など複数の変更が予定されています。中でも、専門基礎分野の「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」は重要で1単位増となりました。このため、第108回試験より「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」からの出題が増し、第109回試験でも同様の傾向となっています。
特に、五肢問題の出題が多く、16問あった五肢択一のうち9問、18問あった五肢択二のうち10問が、「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」からの問題となっています。そのため、この分野を重点的に学習していた受験生が有利に得点を伸ばしたものと思われます。
第103回試験時に出題基準を改訂して以来、アセスメント能力を試す出題が増加しています。第109回の試験でもその傾向は引き継がれています。
アセスメント能力を試す出題を解答するには、問題となっている患者の病態を文章からしっかりと読み取ったうえで、看護の視点から論理的に考える能力が必要になります。
例えば、第109回試験の問題94(午前)では、選択肢1~3すべてが2型糖尿病患者の特徴をとらえているように思われますが、あくまでも「Aさんの」アセスメントが問題となり、状況設定として視覚に関する記載がないこと、合併症が進行している記載があることなどを考慮すると、3が正しい選択肢と判断できます。
第107回試験時の出題基準改訂から「検査値を読む力」が重視されるようになっています。以前の問題では、一問一答型が中心でしたが、近年の問題は、状況設定問題に絡めた応用的な出題も増えています。
第109回試験では、状況設定問題である問題95(午前)が検査値をアセスメントする内容でした。こうした問題を正答するのに必要なことは、何を問われているかを把握する読解力や、正常な状態の検査値から異常に気づく力が必要になります。
看護師国試では、特に過去問対策が重要です。第109回試験でも、過去問と類似した出題が多く出題されました。
例えば、第109回試験の問題15(午前)は、成人の橈骨動脈における脈拍の測定方法を選ぶ問題で、第101回試験の問題と類似しています。
また、第109回試験の問題12(午後)は、「脳塞栓症を生じやすい不整脈はどれか」との質問があり、これと類似した問題が第99回試験にありました。
このような過去問の類似問題は確実に得点しておきたいところです。というのは、他の受験生にとっても重要な得点源となるため、もしも得点できないと他の受験生との差が大きく開いてしまうかもしれません。
東京アカデミーは、地域に密着した看護師試験対策で、東京アカデミーは看護師国家試験に高い合格率を得ています。
東京アカデミーからたくさんの合格者を出している秘訣は、東京アカデミーの精鋭の講師陣が分析し、組み立てたカリキュラムと生講義にあります。
東京アカデミーでは、教師陣が実際に出題された問題を分析し、各科目の難易度や出題頻度を総合的に判断して、試験傾向に則したカリキュラムを創出しています。
ですので、全てのコースにおいて、講義時間数、内容、フォロー体制のどれをとっても納得の講義内容となっているので、看護師国家試験を目指している方には、自信をもっておすすめできる予備校となります。
それは、すべての授業が講師の生講義で進んでいくことです。
他校の予備校では、DVDを使用して授業を行っているところもありますが、東京アカデミーでは、すべての授業が講師による生授業ですから、その場の生徒の理解度に応じて、講師も教え方を変えることができます。
生徒の側から言えば、授業で分からないことがあったらすぐに質問ができ、または授業のあとでじっくり質問をして、理解を深めていくこともできます。
東京アカデミーは、看護師国家試験に力を入れている予備校です。また、合格率も大変高い予備校ですので、看護師国家試験の合格を目指している方に、東京アカデミーは自信をもっておすすめできる予備校です。
東京アカデミーでは通学講座の生講義が有名ですが、通信講座のレベルも高く、忙しくて通学ができない方や通学ができる距離内に校舎がない方には、通信講座もおすすめです。
なお、通学講座を受講する場合も、通信講座を受講する場合も、受講コースなどの詳細を調べたり、学費を調べたり、受講の申込書(受講申込書)を手に入れる場合も、それらは全て、東京アカデミーに資料請求をすることで送られてくるパンフレットに記載されています。
ヤフー知恵袋に次のような質問とベストアンサーに選ばれた答えがありましたので、抜粋します。
<質問>
看護師国家試験対策に強い予備校は東京アカデミーでしょうか?
<答え>
私は、通学講座、夏期講習、冬期講習、直前特訓と東京アカデミーの看護師国家試験対策講座でお世話になりました。
通学講座と講習会で、何人かの先生の指導を受けましたが、どの先生も良かったです。
基本的に1つの講座・講習では、1人の講師が全科目を担当されます(例外もあるかも知れませんが)。ですから、各科目が関連付けられた、効率的な講義でした。
特に解剖生理は、看護学校の授業よりもずっと分かりやすいものでした。
過去問も東アカの過去問題集とオープンセサミで勉強しました(教材も非常に良かったと思います)。
ただ、当たり前ですが、受け身では効果半減。
東アカに行かれたら(他の予備校に行く場合もそうでしょうけど)、「予習・復習+講師に質問」を繰り返しましょう。
がんばってください。
私は第108回国家試験で必修が足らず、今回が2回目の受験でした。
授業は、基礎からもう一度学ぶことができ、ポイントも押さえてあってとても分かりやすいと思いました。解剖生理や疾患だけでなく、看護や社会保障なども関連づけて学ぶことができたので、自己学習をする際は幅広い視点で学習に取り組むことができました。模試で結果が出て、今までより点数上がっていると、自分に自信がつき、勉強に対してさらに熱心になれるようになりました。
先生方は、勉強のこと以外の悩みに対しても熱心にアドバイスしてくださるのでとても励みになりました。スタッフの方々にも学習環境を整えてくださり、様々の面で支えていただきました。
学習面でも精神面でも自信を持って国家試験に臨めたのは先生方やスタッフの方々、支えてくださった皆様のおかげだと思っています。不安や葛藤があるかもしれませんが後悔が残らないように頑張ってください。
大学4年生の時に東京アカデミーの夏期講習、冬期講習を受けさせていただいて、講義内容に魅力を感じていたので、今年改めて完全マスターコースの入会を決めました。4月生として入会し、初めは一緒に勉強できる友人ができるか、勉強のペースについていけるかなど不安がありました。しかし、完全マスターコースに通っている皆さんは、私と同じ気持ちでいたので、すぐに友人ができ、授業がない日でも自習室を利用して共に最後まで勉強を頑張ることができました。東京アカデミー大阪校では講師の児島先生や教務の方々が、普段から色んなことで相談にのってくださり、国家試験直前まで全力でサポートとしてくださりました。通学していた1年間は勉強で大変な思いをする反面、共に支え合い頑張り合える仲間と、どんな時にも全力でサポートしてくださる先生や教務の方々に出会えて素敵な1年となりました。私にとって勉強できる環境と仲間、先生や教務の方々は勉強する上で必要不可欠でした。これから国家試験を受ける皆様も頑張ってください!
他にも、こちらのページに合格者の声をたくさん掲載してあります
>>看護師国家試験対策講座合格者の声のご紹介
試験期日:2021年(令和3年)2月14日(日曜日)
試験地:北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
試験科目:人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論及び看護の統合と実践
合格者の発表:試験の合格者は、2021年(令和3年)3月26日(金曜日)午後2時に厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページにその受験地及び受験番号を掲載して発表する。
※翌年の試験概要は、通常、前年の8月初めに厚生労働省より発表されます。
看護師国家試験概要はこちらに >> 厚生労働省「看護師国家試験の施行」
東京アカデミーでは、2021年 第110回 看護師国家試験 対策通学講座が始まります。
下記のパンフレットは、東京アカデミーの名古屋校・静岡校・金沢校の通学講座に関するご案内で、4月生と5月生と9月生が開講されます。また、土日部、名古屋校で行われる全日制等、詳細は、資料請求で送られてくる下記のようなパンフレットでご確認ください。
これらの講座は、東京アカデミーの全国の校舎で開催されますが、開講日や学費等は各校舎で異なる場合がありますので、各校舎から発行されているパンフレットをご覧ください。パンフレットは資料請求をすれば、数日で送られてきます。
※東京アカデミーの看護師国家試験対策講座の学費については、
>> 東京アカデミーの看護師国家試験対策講座の学費
新型コロナウイルス発症によりこれからの社会は生活様式が一変すると言われています。
東京アカデミーでは、第110回看護師国家試験 一部の夏期講習(※1)をリアルタイム型オンライン(ZOOM)講義にてご提供いたします(※2)。
通学校舎へ通えない看護学生のみなさま、ご自宅で受講ご希望の看護学生のみなさま、通信環境が整えばどこからでも受講が可能です。みなさまの受講をお待ち申し上げます。
上記の各講座について、ご希望の校舎へ資料請求すれば、詳細に説明されたチラシが送られてきます。
東京アカデミーの資料請求は、こちらのページ↓の右上に掲載されているバナー「資料請求」をクリックすれば、申し込みフォームが開きます。
東京アカデミーに資料請求すると、ネットでは得られない、各校舎に特化したパンフレットやチラシなどの資料も送られてきます。それに、通信講座や全国模試の資料もパンフレットになっており、とても見やすく編集されています。
なお、希望講座の内容や学費などを確認したいとき、ネットではなく冊子になったパンフレットの方がはるかに理解しやすいですし、東京アカデミーに申し込む際に必要となる「受講申込書」もパンフレットの中に掲載されています。
東京アカデミーの全国の校舎は、どの校舎も最寄りの駅から近い所にあります。
全国の各校舎の一覧は、こちらのページに設けてあります。
東京アカデミーの校舎が、通える範囲にあるかどうか確認してください。
なお、校舎が遠くて通えない場合、通信講座を受講するという方法もあります。
東京アカデミーは、4月からの入講(4月生)と、9月からの入講(9月生)の他に、全国の各校舎では様々な講座が設けられており、5月生や6月生などもあります。
9月からの入講の利点は、4月生に比べて学費の総額が安くなることです。また、9月からの入講の注意点は、試験までの期間が短くなるだけに、基礎からではなく、入試までの時間を考えて問題演習が中心になります。
※ 詳細は >> 東京アカデミーの9月からの入構について
東京アカデミーでは通学講座の生講義が有名ですが、通信講座のレベルも高く、忙しくて通学ができない方には、通信講座もおすすめです。
看護師通信講座では総合コース・実践コースに分かれ、自分のレベルや目的に合わせた講座を選べるようになっています。
看護師通信講座ではでは、通学講座と同様に、添削指導のサービスや看護師全国公開模擬試験を受験することもできます。
※ご参考に >> 東京アカデミーで看護師に!通学講座と通信講座どちら?
東京アカデミーの公開模擬試験は本番試験で実力を発揮するためのシミュレーションとして絶対に受けるべき模試です。このページでは、東京アカデミーの各学科の模試についての詳細や「模試パンフレット」、「模試申込書」の請求方法について説明してあります。
※ ご参考に >> 東京アカデミーの看護師国家試験対策 全国公開模試について!
看護師国家試験は、厚生労働省が定めたボーダーライン(合格基準点)を満たすことで合格できる試験です。
今年の看護師国家試験のボーダーラインは?
ボーダーラインの変動に左右されない合格方法は?
※ ご参考に >> 看護師国家試験対策◆ボーダーラインについて!